見えない敵


オゾンホールの拡大とオーストラリアに見る紫外線の恐怖

 高度10〜50キロの成層圏に存在するオゾン層は、有害な紫外線を遮っているのだが、わが国の 観測隊が南極上空で世界で初めてオゾン量の減少を1982年に観測。
 この5年後にモントリオール 議定書で特定フロンなどの削減が決定されたが、残念ながら2006年10月に過去最大規模の オゾンホールが出現した。
 世界でも過酷な紫外線量に入る豪州では、 毎年約40万人の新患皮膚癌が発生し、死亡者は1,500人にのぼった。
2007.6.27.付け読売新聞に載っていたB・ベレットさんは、 赤剥けた顔の肌が痛々しく、年に4〜5回の切除手術を受けているとの記事だった。
 南極大陸の4,000キロ北のコフスハーバーでは、初冬でも日差しが肌に突き刺さるように、 じりじりとしているので小学生は幅広つばの帽子着用である。

(以上、読売新聞夕刊から抜粋:2007.6.27)