環境先進都市


New  クルマ優先社会を見直したフランスの「トラム」の充実と
新たに導入した「ヴェリブ」の環境対策

 車優先社会の見直しを成功させたフランス。実は1982年に公共交通を重視した都市計画を義務 付けていた。それは路面電車の「トラム」で街をつくる考え方を貫いて公共交通が充実された。
co2の排出が激減して、それまで聞こえなかった噴水の水の音も聞こえるようになったそうだ。
 さらに、パリ市が排ガス削減対策として7月に導入した貸し自転車制度「ヴェリブ」(Velib’)が 成功を収めている。
参入民間企業は制度の管理・メンテナンスを担う見返りに、 公共スペースに有料で広告を掲載する権利を得る一方で、貸し自転車の利用料収入(年間約33億円) は市の財政に寄与するという、新しいタイプの官民複合事業モデルが効果を発揮しているようだ。 「ヴェリブ」は、利用者がパリ市内750カ所にある発券機からパスを購入して自転車を借り、 目的地で返す仕組み。パスの料金は有効期間によって定額(年 29ユーロなど)で、 自転車を借りた駐輪場から目的地付近の駐輪場に返すまでの時間が30分以内である限り、 追加料金は徴収されない。駐輪場おきに乗り換えれば、 パリ市内をほぼ無料の感覚で回ることができる。
環境に優しいというイメージが人気を呼び、利用回数も9月末時点で1日あたり5万〜7万回、 制度導入時からの累計では500万回を超えたという。
 わが国でも、上高地や乗鞍、立山などではマイカーの乗り入れを禁じている。それは、 いかに排気ガスが環境資源を損なってきたかの証明でもあった。大事な観光収入源がなくなるのは 死活問題という事態を避けるが為にマイカー規制をして、お客が一次的に減っても 環境は徹底して守らねばならなかったのが本音である。が、環境を守る事は目的が違っても同じだ。
なによりも、渋滞蔓延する排気ガスが自然を強烈に壊す事をこの事から知って欲しい。
 秩父では、オートキャンプ場の開発など森林をなぎ倒し、さらに排気ガス攻めという山の悲痛が 聞こえてきている気がする。

(以上、Yahoo!JAPANダイジェスト、補足:sato 2007.11.3)


ドイツ フライブルク市の環境保護取り組み例

 環境先進首都として名高いドイツのフライブルク市。そこには、クルマを所有しなくても 快適に暮らせる日本同様の公共機関の交通があり、市民も公共機関を積極的に利用している。 それは、原子力発電所建設計画から、プルトニウム(放射性廃棄物の処理) に反対する市民運動を機に、環境に対する活動が行なわれるようになってきました。 シュバルツバルトは酸性雨によって森が浸食されている現状があるので、指定された地域には 道路も住宅も建設を不可能とし、自転車や公共交通機関中心の街づくりを行っています。
 また、牛乳・ジュースはリサイクル可能なビン容器で、住民からも重い等、一切文句が出ません。 それは、メーカーにリサイクルできない容器のものは全て販売不可とし、 このビンに高額な保証金がつけられているからです。  ドイツのフライブルク市の公共機関は500m以内の範囲に駅(路面電車等も)があり、 待ち時間は10分以内だそうです。これは日本の関東地区都市部なら充分にクリアーしている条件。  唯一日本では中部山岳国立公園をはじめ、これらの国立山岳公園では随分と昔から、 ゴミの持ち帰りが行われています。ゴミをなるべく出さない習慣は、 日本の平地でもこれを見習うべきではないでしょうか?

(以上、sato 2002.6.6)