野生動物の大切さ
森林と動物
森林と動物とは、大切な共存関係にあります。
野鳥を例にとりましょう。野鳥と森林の関係は、「食料の確保」と「種子の飛散布」との大事な関係な
のです。
野鳥にとって、森林は大事なマイホームの提供者であり、森林にとって、野鳥は害虫・害獣の駆除、
種子の散布者なのです。
ハタネズミは、草や木の根を食べる害獣である。ハタネズミが多すぎると肝心な森林の根などが食い
尽くされてしまう。野鳥などが、これらを餌食するお陰で絶妙なバランスが保持されるのです。
また、樹木は自ら殺菌・抗菌作用のあるフィトンチッドを放出して自己防衛をしていますが、これだ
けでは、防御できません。特に野鳥の力を借りて、害虫・害獣駆除を行っているのです。
野鳥の他にも、動物は実に巧妙な自然のバランスを保つ役目を果たしているのです。
クマは森の管理者とも言われています。
『自然は指揮者のいない弦楽四重奏のようなものです。
人間が、その一部であるのを忘れ、全体のバランスを崩すと、演奏は台無しになります。
一つの種が死滅すると、我々は、その分だけ重大なリスクを背負うのです。
・・・植物学者 カール・ニクラス』
(以上、sato)
特別天然記念物
開発や観光、公害等で命を落としてまった悲惨な動物達が多く含まれます。
a.哺乳類
アマミノクロウサギ、ニホンカモシカ、ニホンカワウソ、イリオモテヤマネコ
b.鳥類
ライチョウ、トキ(2003.10.10、国産は絶滅)、
コウノトリ、タンチョウ、アホウドリ、メグロ、ノグチゲラ、カンムリワシ
c.両生類
オオサンショウウオ
☆人類
ヒト…なんてことにならない様に
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